タミフルDS・脱カプセル換算
小児の治療用量を基準に、有効成分量・DS3%量・カプセル75の理論上の相当数を確認します。脱カプセル調剤の手順や可否を示すものではありません。
使用する式
- 1回の有効成分量 = 体重 × 3 mg/kg(1歳未満)または2 mg/kg(1歳以上の幼小児)。上限75 mg。
- DS3%量(g) = 有効成分量(mg) ÷ 30。カプセル75相当数 = 有効成分量(mg) ÷ 75。
- 1日量 = 1回量 × 2。5日間合計 = 1回量 × 10。
- 体重相当値(kg) = DSの1回量(g) × 30 ÷ 年齢区分のmg/kg。1日量入力は2で除してから計算。75 mg以上では逆算しません。
この計算を使うときの注意
- V1は小児の治療のみ。成人・予防投与・腎機能別投与量・賦形計算は対象外です。
- 低出生体重児・生後14日未満・腎機能障害のある小児はV1の計算対象外です。これは禁忌の判定ではありません。電子添文9.7ではこれらの集団の臨床試験未実施とされています。
- 電子添文7.1では症状発現から2日以内の治療開始が記載されています。腎機能低下時には血漿中濃度上昇に注意が必要です(8.2、9.2)。
- カプセル75の承認用量は成人・体重37.5kg以上の小児に対する固定量です。本ツールの小児体重計算はDS3%の治療用量に基づき、カプセル数は含量のみの理論換算です。
- 処方DS量が上限を超える場合は単純換算のみ表示します。処方適正を自動判定しません。体重相当値は実際の患者体重ではありません。
- 途中計算は丸めず、表示のみ最大小数4桁で四捨五入します。調剤の秤量精度や施設の丸め規定を示すものではありません。
- 計算結果は参考値です。投与量などの判断は、添付文書・ガイドライン・施設の基準と患者さんの状態を踏まえて行ってください。